沖縄ドローン撮影録
例年のゴールデンウィークは、チロ太と旧東海道行脚なのだが今年は仕事も忙しく、世間もコロナ制限なしのゴールデンウィークなので、人ごみを恐れ外には出ないことにした。
仕事を消化しつつ、4月23日~25日まで沖縄へドローン撮影へ行った記録をまとめてみた。
最近の買い物や飲食はお客さんのお勧めでJALCARDで支払いをしており、その結果マイルがたまったので「どこかにマイル」で旅先の景色をドローンで撮影しようと思って申し込みをしたところ、4つの候補から沖縄が当たった!
こうゆう小さな幸せは呼び寄せる筆者である。
沖縄訪問の前にドローン飛行の許可について、関係機関へ許可を取得したのは言うまでもなく、公認指導員なら当然のことである。
空港からトヨタレンタカーを借りて「ひめゆりの塔」へ向かう。
沖縄は2回目だがひめゆりの塔は行ったことがない。
沖縄に行ったら日本人として一度は行かねばならない場所である。
ここひめゆりの塔は、沖縄戦終焉の地である。那覇の北へアメリカ軍に上陸された日本軍は、徐々にアメリカ軍に南下をゆるし、追い詰められた場所で本島の南に位置する。
ひめゆりの塔の他にも周辺には病院として使用された壕がたくさん存在する。
那覇空港より南へ訪問する人は戦争に絡んだものを見学する人が多くを占めるのではないだろうか。
ひめゆりの塔にある平和記念資料館では当時のことが良くわかるビデオや遺品が展示されており、戦争の悲惨さを再認識させられた。
この壕には立ち入ることはできないが資料館には実寸大の模型があり、病院とは思えない施設であって不衛生でもあったことがよくわかる。
端的にこのブログに記載したが、ご自身で見学されて体感されることをお勧めする。
初日は正午に飛行機が到着したこともあり、ひめゆりの塔を見学後は宿泊地の名護方面へ高速道路を使って向かった。
名護で友人の土地家屋調査士と再会し、友人のビーチでドローン操縦のちょいとしたレクチャーと撮影を行った。
友人家族と少しビーチで遊んでホテルへ向かう。
ホテルに到着した時は真っ暗w
滞在中は、ここ瀬底島にあるヒルトンを拠点とした。
第2、4土曜日の夜は花火を上げているそうで、そんなサービスは知らず、またもや小さな幸せをゲットする筆者である。
そして滞在中は土星・火星・金星・木星が一直線に並ぶという天体ショーがある。
筆者は全国の土地家屋調査士に各地で天体観測を行って交会法によって各惑星までの距離を求めてみようと事前に呼びかけておりました。
東京・神奈川・愛知・石川・長崎・沖縄で賛同頂き、各地で午前4:00に観測を行うこととした。
筆者も沖縄の友人と準備にかかる。
時刻は午前3:30前、真っ暗である。懐中電灯を使いながら測量機械の設置を行う友人と筆者。
知らない人が見たら不審者であるw
場所は今帰仁村古宇利島!とてもきれいな島でJALの嵐のCMでも使われるほどのところです。
さておき、沖縄の天気はところにより雲もあるが、星はなんとか見える状態。
各地から天気の状態がMessengerで告げられる。
長崎は雨・・・。観測は絶対無理であろう状態なのに起きて準備をしてくれてことに感謝!!(T^T)
その他の地域は曇り。愛知だけ時々晴れ。
沖縄の天気が一番良い状態でした。
右上から左下に向かって月明かりがぼんやり、土星・火星・金星・木星。
どうです?きれいに一直線でしょう!(金星が一番明るい)
それにしても恐るべしiPhoneのカメラ能力。みごとな映像です。
でも結局、観測が可能だったのは金星のみ。愛知でも金星の観測はできたので、後日交会法の計算をすることとした。
まだ空も暗く寝れる時間である。友人と別れホテルに帰ることにした。
朝は晴天に恵まれた。今日の撮影は良い絵が撮れるだろうか。
瀬底島から屋我地島へ。古宇利島へ渡る前に古宇利大橋で撮影。許可を取っていることをアピールして腕章をする。
ドローンは少しお金を出せば誰でも簡単に購入できるので、法律も知らない人が無許可でドローンを飛行させているのをたまに見かける。
その抑制のためにも腕章や立て看板はした方がよい。
屋我地島から古宇利島のティーヌ浜へ向かった。
ここが嵐も撮影に使ったティーヌ浜のハート岩。
ここでもドローンの撮影を行った。
そして古宇利大橋を古宇利島側から撮影する前に古宇利島でランチをとることにした。
きれいな景色です。本島の中では上位に入る景勝地だと思います。
しかしランチをしていると突然のスコール(T-T)
古宇利島での撮影は諦めて、山原(やんばる)地区にレッツゴー!!
北部の茅打バンタへ向かう。
ここでも雨は続くが・・・。時間もおしてる為、雨ながら少雨時を狙ってドローン撮影を実施。
この断崖から撮影をしてみたかった!!
茅打バンタから沖縄最北端までは直ぐ。
北には与論島が見える。与論島は鹿児島県であるが与論島を沖縄県と思っている人も多い。
最北端に来た理由は茅打バンタの他にも理由があって、星の砂の探索である。星の砂は本島では見ることができないと言われているが、そんなことはないだろうと思っていた。
砂浜に流れつくものだから、荒らされていない沖縄ならあるだろうと思っていた。
ちょっと探してみたらビンゴ!!
どれだかわかりますか?
ちょっと指に取ってみました。
あるんですよ。荒らされていないところには。。。
星の砂を探してのんびりしていると、時刻はもう16:00過ぎ。やばい、帰らねば・・・日が暮れる。
ヤンバルクイナ出ないかな・・・と思いつつ安全運転。
そしたら峠でリュウキュウイノシシ🐗ウリボウらしき生物に遭遇。写真は撮れなかったがあれはウリボウだろう。
後で友人に聞いたのだが、やんばるのナイトウォッチは見もののようである。
行かれる方はガイドさんに頼むか、ヤンバルクイナ等をはねないように安全運転でお願い致します。
国頭村の中心部近くの奥間ビーチまで戻ってきた。
日没前だったのでサンセット撮影に成功。
そしてヒルトンホテルに戻る。
翌日は、ホテル前の瀬底ビーチも素晴らしいので早朝にドローンで撮影し、朝食をとって名護をあとにした。
向かった先はうるま市の海中道路。
海中道路のレストランでランチをとり、その後海中道路にてドローンの撮影を行った。
ここでは天気もよく一番良い映像が撮れたのではないだろうか。
編集が楽しみである。
ドローンの撮影は以上で終わり。
許可を取るのも大変なんで、このくらいで・・・。
レンタカーを搭乗機テイクオフの2時間前に返す必要があり、15:00に返却。
さて搭乗まで2時間弱あるが、市街地まで行くには微妙な残り時間。
国際通りをゆっくり見たことないし、1つ後の便で帰ることにした。
モノレールで市街地へ。
県庁前で降りて那覇市役所へ。
県庁は当然だが、那覇市役所、でかい!!!人口密度でいうと政令指定都市と遜色ない那覇市は税収も多いのだろう。
那覇に住んでいれば、不便は感じないのではないか。きれいな海。便利な街。ストレスの少ない環境。長寿ナンバーワンの秘密がわかった気がする。
国際通りに入り
途中ひめゆり方面へ向かい
紫いものソフトクリームを食し、国際通りをあとにした。
コロナ禍・月曜日だったこともあり、人はまばらだったけど活気はうかがえそうな雰囲気だった。
空港に戻ると最終便は欠航。
筆者が乗る飛行機は1時間遅れ( ゚Д゚)
しまった!前の便で帰ればよかった・・・。
結局、テイクオフ時には暗くなってしまい・・・
きれいな沖縄を空から見ることは叶わず・・・。
また来る目的が出来てしまった旅となりました。
(おわり)